葬祭ディレクターとして心がけていること
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故人の遺志や
ご家族の思いに
共感できること悲しみは本当に色々ですが、その悲しみの中でご家族と打ち合わせしますので、無理に話を進めるのではなく、落ち着いて話せるタイミングを待ってからお話をするようにしています。
お花が好きな故人だった場合は、故人が好きだったお花を含める事をおすすめしたり、故人をイメージした雰囲気作りもお手伝いします。
費用面を気にする方には、必要なものの優先順位を決めて選んで頂きながらも、大切な方との最後のお別れの時間が良い思い出になるようにアドバイスしています。
ホールを選択する際に重要なのは会葬者の人数です。最終的に「この会場を選んで良かった」と喜んでいただければベストです。笹嶋 勉
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ご家族が思い出を
振り返る時間を
ご用意できることお葬式の段取りは、通常2,3日で決めなければならず、ご家族も故人の事を考える時間がないまま慌ただしく過ぎてしまう事が多いと思います。
しかし、本来お葬式とは、大切な方を亡くされた方が最後のお別れをする場であり、思い出を振り返る時間だと思います。決して楽しい思い出ばかりでなく、後悔や辛いことを思い出してしまうかもしれませんが、お葬式の中でこうしたご家族に多少段取りがスマートでなくても、振り返る時間を作ってあげられるように心がけています。楠 明倫
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節目を後押しする役割
葬祭ディレクターとして、ご遺族の表情や声を感じ取り、必要な時に言葉を添えることを大切にしています。
悲しみの中でどう振舞えば良いか迷う瞬間には、静かに支え、安心できる空気を作るよう努めています。
また、納棺や出棺といった儀式の節目は、ご家族にとって大きな区切りになる場面です。そのときには声掛けや進行の工夫を通じて、ご遺族が心を込めて臨めるよう、そっと背中を押すことを心がけています。西岡 政弘